【サクッと起業してサクッと売却する】レビュー
はじめまして。
今は大学のテスト期間でとても憂鬱です。
今日もテストでしたが、
毎度の通りギリギリ単位取れたかなっていう感じの出来でしたね。
まあそんなどうでもいいことは置いといて、今回は
正田圭著「サクッと起業してサクッと売却する」
のレビューをしていきたいと思います。
サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方
- 作者: 正田圭
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2018/01/31
- メディア: Kindle版
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はじめに
この本の著者である正田圭さんは、いわゆる「連続起業家」と呼ばれる人物です。正田さんは15歳で会社を起業して以来、会社を建てては売ってを繰り返して現在に至ります。
そんな連続起業家である正田圭さんが言うには、会社を立てては売ってを繰り返していくことは簡単であると断言しています。むしろ
会社を売って売却するのは、世の中にある数ある儲けの中で、一番確実で、一番地に足の着いた最もシンプルな方法
とさえ言っています。
正田さんに言わせれば、会社を売るのもトマトを売るのも何ら変わりはないそうです。
「どうやって」起業するかよりも「なぜ」起業するか
連続起業家であるがゆえに、正田さんは沢山の方々から、どうやって起業するのかをよく聞かれるそうです。しかし、正田さんいわくどうやって起業するかよりも大事なことがあります。それはなぜ起業するかです。
目先の「どうやって起業するのか」を追い求めるよりも、「なぜ起業するのか」を決めないと、途中で起業をする意味が見いだせなくなってしまいます。
崇高な理念は後からついてくる
起業する人のイメージと言えば、「この業界のこの非合理性を改善したい」や「世の中を変革したい」などの崇高な理念があって起業する人が大半だと思われています。
しかし正田さんの起業の理由は、「お金が欲しかったから」です。起業の理由なんてそんなもので
経営理念やミッションは起業して幾度もの経営の危機を乗り越えながら練り上げていくものである。と言っています。
「起業家は借金に苦しむ」は嘘
正田さんが起業しようとしている人から受ける相談で最も多いのが、借金についてのことだそうです。事業に失敗して莫大な借金を背負ってしまうのではないか、会社を潰したら自己破産で生きていけないのではないか、などなど。
しかしそんなことは全くの考え過ぎだそうです。銀行にお金を借りていて、返せなくなってしまった場合でも、保証協会が保証して借金の返済を引き伸ばすことができるそうです。
むしろ、起業家が心配しなければいけないのは
無事にお金を借りられるかの方だといいます。この違いが起業家でない人と起業家との違いです。
起業の本質はコミュニケーション戦略
正田さんいわく、起業の一番の本質はコミュニケーション戦略にあるといいます。投資家とのコミュニケーション、顧客とのコミュニケーション、従業員とのコミュニケーション、役員とのコミュニケーションなどです。
終わりに
正田さんは最後にこんな事を言っています。
「人生の一番大きな問題を解決するのはお金である
なかには、お金持ちになんてならなくても信用持ちになれば解決するとか、熱中できることがあればよいという人もいるかも知れないが、だからといってお金を持たなくていいという話にはならない。
人間がもっと幸せになりたい、もっと自身を持ってい生きたいと考えれば、結局はお金を手に入れなければならないのである。」
と同時にこうも言っています
「勘違いしてほしくないのは、起業をしたら確実にお金持ちになるということである。起業というリスクと向き合い、お金持ちになろうとすることを肯定する試みが本書である」と。
以上。
ブログ書くの下手くそか。